オーストレッグって何の革?日本ではあまり流通していない、美しいエキゾチックレザーをご紹介
宝石のような輝きと美しい模様。クロコダイル(ワニ革)とリザード(トカゲ革)が合体したような美しさ。この革の正体は実は「ダチョウ」です。ダチョウというとボツボツした部位の革が有名ですがこちらはより丈夫で長持ちすることで人気の希少部位であり、高級革なのです。
「富」の象徴とされる高級素材、オーストレッグ
日本では70年代より人気が高くなり、今でもその人気は変わりません。それもそのはず、ダチョウはとても縁起がいいとされ、古代エジプトでは正義、平等、真実のシンボルとして重宝されていました。 世界で一番大きな鳥のため「おおとり」や「大将」と言われ「富」の象徴とされている高級素材です。
日本ではあまり流通していないエキゾチックレザー、オーストレッグ
欧州ではオーストレッグの耐久性の高さや模様の美しさが人気のため、エキゾチックレザーの染めで有名なスペインのバレンシア地方の工房では職人がイギリスやフランスのハイブランドからも熱いラブコールを受けています。
バレンシアの工房で一つ一つ手染めされている美しいオーストレッグ
エトネのオーストレッグも伝統ある工房で手染めされています。
型押しの革と違ってオーストレッグなどのエキゾチックレザーは一つ一つの個体差が大きい革です。
よって2色以上で染めるときには職人が模様に合わせて丁寧に色を入れていきます。特にこのエトネの染め方は職人の技が光る染め方です。
熟練職人が丁寧に仕立てるエトネのお財布
染めが完了すると次は仕立てです。エトネの工房は、南スペインの欧州革業界では知る人ぞ知る、「そこで作ることが品質の証」ともいわれる場所で仕立てられています。
職人は誰でもが知るスペインのあのラグジュエリーブランドの委託も請け負っている職人が作っています。丁寧な作りが自慢の職人たちは、代々革に携わるの家系に生まれた生粋の革職人です。
このようにして丁寧に作られたエトネのオーストレッグのお財布。革だけでもたくさんのストーリーがあります。
オーストレッグのお財布は一つ一つが違った表情を持った、世界にたった一つのお財布です。