ミニ財布、ミニマル財布という言葉を最近よく耳にします。電子化が加速していて、お財布だけでなく持ち物がどんどん小さくなっていますね。 「でも私は長財布じゃなきゃ…」とお思いの方…思い込みかもしれません! 週末近くにもなると、バル(バー)をハシゴして飲んで踊って楽しく過ごす文化が有名なスペイン。ですから、お財布は身動きがとりやすいように小さめの財布を持っています。
ボディラインを崩さない、薄い財布をポケットに
スペイン人は、体のラインが命。男性も女性もボディケアは毎日の日課です。そんなピカピカなボディラインを綺麗に見せたい、でもバッグは持ちたくない。そんなスペイン人が好むのがこのタイプのお財布です。実際にそれはどのようなお財布で、どれぐらい入るのか見てみましょう。
意外と入る!パスケースサイズ。小さめ財布を通り越して極小財布
カードも5~6枚は入って、名刺も必要、小銭やお札ももちろん入るお財布。それは二つ折りでも三つ折りでもありません。まだだまだ小さくなるのです。スペイン人は日本でパスケースとして使われている形を極小財布として使っています。
小さくても充実の5ポケットがついたタルヘテロ
極小ですが、うれしい大容量。5つものポケットを搭載しています。 クレジットカードがぴったりと収まる「カードサイズポケット」が2つ、少し大きめの「名刺サイズポケット」が2つ、マチが付いた、一番大きいファスナー付きポケットが1つ、の計5つのポケット式です。 「カードサイズのポケット」①と②には、それぞれクレジットカードが3、4枚、合計7枚が収納できます。 「名刺サイズのポケット」③と④には、それぞれクレジットカードが最大10枚、名刺が最大20枚収納できます。 ※各ポケットに収納するカードの枚数によりそれぞれのポケットの収納量が異なります。
例えば「カードサイズポケット」①と②にクレジットカードをそれぞれ3枚ずつ計6枚入れた場合、「名刺サイズポケット」③と④にはクレジットカードが5枚程度、名刺が10枚程度それぞれに収納できます。つまり最大
11枚のクレジットカードと10枚の名刺、または16枚のクレジットカードを同時に持つことができます。十分ですよね。 マチ付きファスナーポケット メインポケット⑤には、小銭が入ります。幅4cmのたっぷりサイズのマチなので、小銭を取り出す時も指が入りやすく便利です。マチは片方だけについているので、タルヘテロのスタイルを崩すことなく、出し入れが便利になる優れたマチ付きポケットです。
裏話:日本ではパスケースとして販売!?でもその実態はスペイン発小さいお財布
日本ではパスケースとして売り出している、「タルヘテロ」。実は小さい財布ならぬ、極小財布としてもともとデザインされました。日本では公共交通機関の利用が多いので用途が違うと思っていましたが、極小財布のままでよかったのかもしれません。